SFC演奏会終演。

e-mana2010-10-12


たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。

さいたまファンファーレクラブ第15回演奏会
2010年10月10日(日)14:00開演
さいたま芸術劇場音楽ホール

客演:小寺香奈(ユーフォニアム
【1st Set】
♪ウール:祝典ファンファーレ
♪ガブリエリ:ソナタ21番
バルトークルーマニア民俗舞曲(独奏:小寺香奈)
バルトークブルガリアのリズムによる6つの舞曲
【2nd Set】
♪高橋宏樹:奥義
♪溝田聡:ウォーム
♪安部一城:ペルセウス
♪モンク:ラウンド・ミッドナイト
♪クイーン:ボヘミアン・ラプソディ(独奏:小寺香奈)
【アンコール】
♪安部一城:NOBO
スティーヴィー・ワンダー:I WISH

ちょっと遅くなったけどいつものアレいってみよ。

■セッティング*1
・今回もテナーバス(Schilke ST20&Willie's monster6halfAL)とテナー(Conn 6H(Victor)&YAMAHA48*2)の二本体制を敷いてみた。
持ち変えの違和感はほとんどないが、やっぱりテナーはマウスピースが口にも楽器にもあわない。アンコールの途中でバテが来てキツかった。
・Willie'sの方は不思議とバテが来ないし、キツくなってからのもうひとふんばりが効くのでホントに良くできたマウスピースだと再認識。直前までConcertとの選択に迷いがあったが、こっちで正解だった。
・リハ中手を抜かず普通に吹いた割にはかなりスタミナに余裕があったが、最後まで保たなかったのは今後の課題だな。あともう少しハイトーンをコントローラブルにしたいね。

■演奏について
・まだ録音を聴いていないので何とも言えないけども、SFC全体としては練習の成果を8割〜9割がた出せた演奏だったと思う。
個人的にもあまり集中力を切らさず乗り切れた。去年は演奏しながらあーだーこーだ考えすぎておかしくなってしまったけど、今年はそんなでもなかった。
・特に難易度の高い「ミクロコスモス」への挑戦は無茶だったかもしれないけど、メンバー一人一人のパフォーマンスを十分に発揮できた事は素直に嬉しい。
惜しいのは、あともう一段階クオリティを上げる事、具体的には曲を通すのに精一杯になり、音楽的な脚色があまりできなかったのが残念。個人的にも吹くのだけに一生懸命になりすぎだったと反省。
・Trbカルテットの「ソナタ(ガブリエリ)」は、別口で時間を取って詰めた事もあり、期間の割にはいい仕上がりだった。とはいっても直前まで結構やばかったのだが・・・
自分が主体となって作ってみたけど、真ん中二人はよくついてきたなと思う*3
またこの4人で出来ないのが残念だけどね。
個人的には大事なところで音を外す始末。あんだけ練習して間違えるなんて…
・小寺さんとのコンチェルト、ソリストが入ることで演奏に対する緊張感が普段の3割増しでとてもいい刺激に。もちろん小寺さん自身の演奏もすばらしかった!いままで聴いたユーフォソロの中でも小寺さんらしい優しい音色が素敵です。
・2nd setは良くも悪くもSFCらしい演奏だったと思う。もう少し早い段階で練習始められれば良かったとも思うが、練習の仕方も一考の余地がありそう。
自分はどうしても暗譜が苦手。個人練習でも結構さらったつもりでも、怪しい箇所が多かったなあ。上手い解決法はないものか…

■その他
・今回特にヤバそうな曲についてはスコアリーディングをちゃんとやってみた(特にミクロコスモスとソナタ)。全体の流れだけでなく細かい絡みを把握してからだと、演奏に対する考え方が変わる、ちょっと新鮮な体験。
・ひさびさにアレンジを1曲。スタンダードなJazzなのだが、コード進行が思った以上に複雑で原曲の雰囲気がうまく出せなくて苦労。たまーにしか作らないからよくFinaleの使い方を忘れてしまう。

・・・ほかにもいろいろあるけど、今回はここまで。

*1:写真参照

*2:前回はBach12c、ハイトーンはとても楽にでるけどあまりにコントロールできず。手持ちのSmall boreのマウスピースはYAMAHAしかないので…

*3:もちろん今後の期待も込めて!